「それはティナの願望じゃない?」 「そうかな。ソルディスは望んでないの?」 「本人を前にして聞くのは得策じゃないよティナ」 「お医者様夫婦でも夢の中まで治療はできないもんね」 「ねぇねぇティナ」 「なぁにルーク」 「さっきから黙ったままの朴念仁は置いといてさ。 カステル辺りに相談したら良い答えが来るんじゃないかな」 「良い答えってどんな答え?」 「ソルディスの代わりにティナが欲しいものを何とかくれるかも知れないよ! ……って思ったけど其の前に僕とカステルの命がもぎ取られそうだから取り消した方が懸命かなぁ」 (割れたティーカップを握る笑顔の領主様。) Copy Right (C) 2004- @KIERKEGAARD−IZUMO. All Right Reserved.
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